標高は高くないものの周囲に自身より高い山が無く、山頂からの眺望の良さで知られる。三浦半島全域から相模湾、東京湾や房総半島をはじめ、
気象条件が良ければ富士山や伊豆半島、東京都心までを眺められる。その景色はかながわの景勝50選に選ばれており、
司馬遼太郎も山頂からの眺めの良さを『三浦半島記』で触れている。
ハイキングコースも整備されており、特に休日には観光客も多い。主なルートは阿部倉コースと衣笠コース(東京湾側)、
前田橋コースと大楠芦名口コース(相模湾側)がある。山頂には気象庁のレーダー雨量観測所やNTTの電波塔、観光施設としては展望台や売店兼休憩所、
ボランティアが作ったコスモス(春は菜の花)の花畑がある。
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