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箱根路




石畳に落葉

石畳のこと
箱根八里は東海道の最大の難所でした。標高800mを越える山中であることに加え、ひとたび雨や雪などが降ると、旅人はすねまで泥につかるありさまで、 歩くのがたいへん困難だったからです。そこで旅人の便宜を図るためにつくられたのが石畳の道です。 しかしはじめから石畳が敷かれていたわけではありません。寛永元年(1624)に来朝した第3次朝鮮通信使の記録によると、 竹が敷きつめられていてまるで乾いた道を行くようであった、と記録されています。これは箱根山に群生している通称「箱根竹」と呼ばれる細竹のことです。 ところが道に敷かれた竹は腐ってしまうため毎年敷き替えなければなりません。そのために多くの竹と人手、お金を必要としました。 そこで幕府は、延宝8年(1680)公金1400両あまりをかけて、箱根峠から三島宿に至る西坂のうち、約10kmを石畳の道としたのです。 箱根峠から小田原宿へと下る東坂には現在7地点3.3kmにわたって石畳が残っている。


色鮮やかな紅葉


(下見担当Yさんのコメント)
快晴の予報が外れ結構寒い一日でした。 が紅葉黄葉が石畳の上に積もっている様は とても美しく、予定の時間を1時間も越えてしまいました。 今回例会の世話役をやるにあたって知識や経験が ほとんどないため図書館やネットにずいぶん お世話になりました。その結果みどりの会で今まで やってきた足柄道と湯坂道が過去の箱根主要街道 であり今回の旧街道が最も新しい人口の道だと 認識できたこと。また前2者は尾根道で松の木、旧街道は肥沃な 湿った森道で杉の木と見事に木の性質と歴史とが 折り重なっていることが体感できました。



2016年度第3回定例会
箱根旧街道〜県立恩賜箱根公園を歩く

平成27年11月11日(水)曇り


紅葉の箱根路を期待しての定例会。 下見担当の計らいで歩き始めの急な階段を避けるため、下車予定の畑宿を横目で見ながらその先の「猿すべり」バス停まで乗車。 お蔭で楽ちんな散策が始まった。快晴の予想に反して曇り空。気温も低く やや寒い感じではあったが、箱根の山々の紅葉は見事なまでに鮮やかだった。 旧街道の石畳を往時を思いながら歩き、芦ノ湖湖畔へ。恩賜箱根公園を見学しながら のんびりと帰路についた。



コース(行程)
JR大船駅(AM8:59)=(藤沢駅)=小田原駅(9:02)
小田急線小田原(9:45)=箱根湯本駅(10:01)=箱根登山バス(10:10)=(バス)=猿すべり下車 =箱根旧街道散策=県立恩賜箱根公園(昼食)(園内散策)
恩賜箱根公園(バス)=(新道経由)=小田原湯本駅=小田原駅=大船駅(解散)   
企画担当 A&Y  (参加人数 会員7名 非会員1名)




バス停「猿すべり」周辺の紅葉。


国道1号線を横目に見ながら旧街道へ
箱根旧街道の石碑を見ながらいざ出発
落葉の色彩が見事だ




往時のままの石畳
石畳の歴史を読む(左欄「石畳のこと」参照)





芦ノ湖湖畔の紅葉。赤がが見事 >>>

芦ノ湖湖畔を歩く。後方は駒ケ岳かって歩いた芦ノ湖西岸を望む
 かって箱根離宮が建てられた場所

離宮の建物は関東・北日本地震で倒壊 現在は離宮を模した展望館が立っている。

展望館で昼食。出発前にお決まりの全員集合。 >>

整備された恩賜公園を見学しながら帰路へ
恩賜公園前バス停 箱根新道経由で箱根湯本まで。
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