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東高根森林公園

弥生時代の集落跡が発見された公園で周囲のシラカシ林(樹齢約150年と推定)は,学術上非常に価値の高い植物群落です。 県の史跡及び天然記念物に指定されています弥生時代の集落跡が発見された公園で周囲のシラカシ林(樹齢約150年と推定)は, 学術上非常に価値の高い植物群落です。県の史跡及び天然記念物に指定されています。

古代芝生広場
溝の口の街道筋を人々が行き交うはるか以前から、この地には人が住み着いていました。森林公園の頂上は「古代芝生広場」と呼ばれる一角があり、 子供たちの走り回るその地下に弥生時代から古墳時代の遺跡が眠っています。

東高根遺跡
古代芝生広場には弥生時代後期(3世紀頃)から古墳時代後期(6世紀頃)にかけて営まれた集落が埋蔵されている。 この遺跡は昭和40年代の住宅地の開発によって発見されました。その後の調査では約60軒の竪穴住居跡が確認され 広場全域では約100〜150軒の竪穴住居跡があると推定されています。神奈川県はこの貴重な遺跡とその周囲に広がるシラカシ林を保護するために、 昭和46年12月東高根遺跡を神奈川県指定史跡に東高根のシラカシ林を県指定天然記念物に指定された。

湿生植物園
湿田の上に伸びる木製デッキは格好の散歩道になっており、そこでは湿生植物(ツリフネソウ、ミゾソバ、コガマ、オモダカ等)が観賞できます。 木道を歩いて行くと小さな田んぼに出あいます。また春の訪れと共にレンゲやナズナの咲く湿田の脇を流れる小川で 泳ぐ魚も見られます。湿生植物園は、 弥生時代の水田跡と自然水を利用した湿田で7000m2に稲作田ゾーン、湿生花園ゾーン、湿生樹林ゾーン、湿生野草ゾーン梅林ソーンの5つに区分しています。

湿生野草ゾーン
このゾーンは湿地や水辺を好む草花が四季折々に多く見られる場所です。湿地花園ゾーンと比べると花が小さかったり 目だたない花をつけるものが多いのですがよく見るとエンコウソウ・キツリフネ・ツリフネソウなどが変わった形や色をした葉や花をつけています。



2016年度第9回定例会
神奈川県立 東高根森林公園散策

平成28年5月18日(水)晴れ


雨天順延(11日予定)が一週延びた定例会。今回は晴天に恵まれました。 新緑の中、多摩丘陵の豊かな自然を今に伝える川崎市の東高根森林公園を訪ねました。 ここでは天然記念物に指定されたシラカシ林や他ではあまり見かけない多摩丘陵のめずらしい湿生植物を観ることが出来ました。 市の中央部でありながら開発されず多様な動植物が残されたこの森林公園は後世に残したい大切な緑の公園と思いました。


コース(行程)
JR大船駅(AM9:37乗車)=川崎駅=南武線川崎駅(10:08)=武蔵溝ノ口(10:29)下車 バスA 森林公園前
(公園散策) 神木本町バス停=登戸駅=新百合ヶ丘=藤沢駅
  
企画担当 伊藤・山岡  (参加人数 会員6名)



イソギク
画面をクリック



ミスジチョウがお出迎え

ワスレナグサ

ムラサキセンダイハギ


カルガモの親子がのんびりと泳いでいました

オモダカ

エゴノキ
ハンゲショウ
トリアシショウマ
ウツギ
クワノミ
センダン
ヤマアイ
スイカズラ
ベニバナトチノキ
ウグイスカグラの実
ドクダミ


何時もの通りの全員集合です。



緑を十分に満喫しました。


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