07みどりの会、地球の片隅の古都鎌倉で楽しむリタイア生活。樹木、花々、 鎌倉の緑を愛でる、自然保護、環境保全、トラスト、シニアの交流サークル
TOP 釣りの世界 鎌倉げんきかい 俳句・川柳の世界 男の料理 21世紀の余暇
07みどりの会のTOPに戻るaaa  

長柄桜山古墳群

古墳群発見の経緯

長柄桜山古墳群は、最近まで全くその存在が知られていなかった。 1994年(平成6年)頃、地元葉山町在住の考古学愛好家が、 逗子市と葉山町の境界にある丘陵地帯の尾根の一角が、 その形などから古墳ではないかと思い始めた。1999年(平成11年)3月中旬 、問題の場所で携帯電話の中継所を建設するために小規模な森林の伐採が行われた。 そして工事現場から、先の考古学愛好家が数片の埴輪の破片を採集したことがきっかけとなり、 長柄桜山古墳群は発見された。

第1号墳

全長90メートルの前方後円墳。後円部の直径は51メートル、前方部の長さは39メートル。 神奈川県内で最大の前方後円墳である[6]。丘陵を構成する岩盤を削って整形し、 その上に盛土で墳丘を盛り上げて造成した。第2号墳と異なり、墳丘に葺石は用いられていない。 出土品としては土器、壺型埴輪と円筒埴輪が出土している[7]。発掘された土器や埴輪、 さらには墳形から見て、4世紀、古墳時代前期に築造された古墳であると推定されている。 2006年(平成18年)度から行われている発掘で、墳丘に幅2メートル程度のテラスがあることがわかり、 段築があることが判明した。また後円部頂上部の平坦面に、埴輪が円形に並べられていたことがわかった。 そして第1号墳は後円部がいびつな形をしているが、これは古墳完成後の崩落などによって墳形がゆがんだものと考えられていたが、 もともと造営当初からいびつな形をしていた可能性が高いことが判明した。

第2号墳

全長約88メートルの前方後円墳。後円部の直径は54メートルで、前方部の長さは34メートルである。 1号墳と同じく、丘陵の岩盤を削って形を整え、さらに盛り土を行って造成した。 墳丘には葺石が施されている。葺石は墳丘の下部は主に黄色の泥岩、上部は主に白い砂岩が用いられている。 葺石に用いられている泥岩は、海岸に住む生物の痕跡が見られることから、海岸から運ばれた石であると考えられ、 また砂岩の中には、相模川ないし多摩川の川原石があると見られている[10]。第2号墳は現在のところ段築は確認されていない。 第1号墳と同じく土器の他に壺型埴輪と円筒埴輪が出土している。築造時期は第1号墳と同じく、 4世紀の古墳時代前期とされている

六代御前の墓

六代御前とは、平高清(1173?-1199?)のこと。父は平維盛。平清盛の曾孫にあたります。 六代という名は高清の幼名であり、平氏興隆の基盤をつくったとされる平正盛から数えて六代目ということから名付けられました。 「正盛」ー「忠盛」ー「清盛」ー「重盛」ー「維盛」ー「高清(六代)」となります。したがって、 高清は清盛、重盛、維盛と続いた清盛嫡流最後の一人ということになります。 墓は逗子海岸に近い田越川の側にあります。JR逗子駅や京急新逗子駅から田越川沿いに逗子海岸に向かって歩き、 田越橋を過ぎて少しいったところを左に入ると小さな丘があり、これが六代御前の墓です。 近くには六代山不動院があり、バス停「六代御前の墓」もあります。 日本を席巻した平家一門、平清盛の嫡流の最後がこの場所であると思うと、 逗子海岸を目前に控えた田越川の静かな流れも、より味わい深いものになります。 鎌倉幕府の公式記録『吾妻鑑』にも田越川は多古江川として幾度か登場し、 源頼朝が多古江川に遊ぶとか、一条能保と散歩したといったような記述があります。

(HPより引用)





2018年後期第5回定例会
逗子長柄桜山古墳群〜六代御前の墓散策


ここが一号古墳。知らなければ通り過ぎてしまうようなただの小山!    

平成31年1月16日(水) 晴れ

企画担当伊藤&福士(石島)(参加人数 会員7 ゲスト2)

コース(行程)
逗子駅改札前集合10:00
逗子駅(バス)10:24=葉桜下車=登山口=見晴台=一号古墳=二号古墳=蘆花記念公園=六代御前の墓 =逗子駅(昼食後解散)



見晴台から見た相模湾。江の島〜富士山まで一望   
定例会 スナップ                
葉桜バス停から住宅地を進む
住宅地を通り過ぎると登り坂。木々の間から葉山の町並みが見える
10分も登ると一号古墳。只今整備中とのこと。
二号古墳に向かう
ここが二号古墳らしい。案内板が無ければ通り過ぎてします。
道すがらヒメウズを見つける。有害物質(プロトアネモニン)を含んで居るので食用にはならないそうだ。
ガガイモの種が飛んでいました。右の写真は参考写真

二号古墳から相模湾遠望
二号古墳を眺めながら全員集合。後ろは相模湾
下山開始。ちょっと厳しい坂道
郷土資料館を経て蘆花記念公園から六代御前のお墓へ向かう。
平維盛の嫡子六代御前のお墓 お墓よりも欅の巨木に目が行く
田越川沿いを歩き逗子へ。逗子にて昼食。その後解散。

Copyright(C) 2008.8.2 yasushi fujita All Rights Reserved.  Since 2008.8.2
inserted by FC2 system